夏になると思い出すことがあるんですよねえ。
あの時も暑い夏の午後でした。
わたし、その日家にひとりだったんですね。…
二階で資料作成などをしておりました。
そうしたらもよおしてきたんですね。
お食事中の方がおりましたら申し訳ないんですが、大の方をね、しようと思いまして。
部屋を出て便所に向かったんですね。
その時いやあな感じがしたんですよね。
このまま便所に行ってはいけないような…
「なんだろうなあ…いやだなあ いやだなあ」
でもしないわけにもいかないんで便所に行きました。
いつも入ってる便所なんですが、なんだか寒気がしましてね。
「こわいなあ こわいなあ」
一刻も早く済ませて立ち去ろうと思ったんですが、妙に違和感がありましてね。
それでも便座に座ろうと思いまして、その時でした。
あれは何だったんでしょう…
この世のものではない何かが、わたしを連れ去ろうとしたんですかねえ。
…….今しがたようく思い出してみたんですがね。
用を足そうとしたあの時、わたしちょっと手順が違ったことに気づきました。
便座のカバーを開ける。
ここまではいいわけですよ。
そのまま座れば何事もなく用を足せたわけです。
わたし…
内側のカバーも開けてましたわ。
大をする時に座るには、そりゃあ尻の面積が足りませんわな。
…引きずり込まれるわけです(^_^;)
どうりで妙に違和感があるわけです?
どうやらね、わたしの一人芝居だったようですが。
でもね。
みなさん気をつけてくださいよ…
引きずり込まれたらね…
尻が冷たいと思いますよ(≧▽≦)