とうとうアイツがやってきました…
その存在は口にするのも恐ろしく…
古から人々を恐怖させてきました。
あるものは立ち上がろうとする意志をなくしたと言います。
あるものは動こうとする目的すら忘却の彼方へと追いやられてしまったと言います。
そんな
そんなおそるべき存在…
コタツ
コタツ
山本コタツそれは小鉄
もはや虎竜と書いてコタツでもよろしいのではないかと言うくらい、人々を怠け者へと変える魑魅魍魎の四本足の怪物……
それがコタツ
入ってしまったが最後
食後の後片付けも億劫になり
お風呂に入りに行くのも面倒になり
トイレさえも煩わしく…
なんだったらここで漏らしてしまおうかという葛藤にさいなまれる始末
なんだったらここで漏らしてしまおうかという葛藤にさいなまれる始末
へたに昼寝なんざしてしまった日にゃ、首を痛め背中が張り、だるさがつのり…
「カイロプラクティックに行くしかない!」
そう思わせてしまうコタツ
「カイロプラクティックに行くしかない!」
そう思わせてしまうコタツ
ん?もしや私の味方なのかコタツ
ありがとうコタツ
素晴らしいかなコタツ
いや騙されんぞコタツ
かつてコタツで昼寝したおかげで、寝汗かいて風邪を引き、出家しようかと思うほど、後悔をさせられてしまったことを私は忘れていないぞコタツ
そこまで人を怠惰と恐怖のズンドコへと陥れるコタツ
妻「いいから動きなよ」
私「はい」
どうだコタツ!
いくらお前でもうちのカミさんのまえでは無力なのだ。
ハーハッハッハッハ
いくらお前でもうちのカミさんのまえでは無力なのだ。
ハーハッハッハッハ
えー…洗い物を台所に持っていきますね